インド首相府が中国製ステンレス鋼のダンピング調査を調査、ジンダル・ステンレス幹部が語る
Jun 17, 2023
2018年5月31日、インド、ムンバイの工業地帯にある作業場で、エアダクトに使用する鋼管を研磨する作業員。ロイター/フランシス・マスカレニャス/ファイル写真
[ニューデリー 7月26日 ロイター] - インド首相府(PMO)は、中国製ステンレス製品の同国への不当廉売の可能性に関する調査を開始したと、ジンダル・ステンレス(JIST.NS)のマネージング・ディレクター、アビユデイ・ジンダル氏が水曜日に明らかにした。
ジンダル氏は記者団に対し、「首相官邸がその役割を引き受けた」と述べ、この問題は内部で議論されている可能性が高いと付け加えた。
ステンレス鋼生産者らは中国のステンレス鋼製品に相殺関税(CVD)を課すよう政府に請願した。
「PMO が介入して何らかの措置を講じ、私たちに何らかの保護を与えてくれれば、私たちにとっては一縷の希望です。」
首相官邸はロイターにコメントを求めた電子メールにすぐには返答しなかった。
ジンダル氏はまた、中国のステンレス製品は国内製品よりも15~20%安い価格でインド国内市場の約30%を占めていると述べた。
4月から5月にかけて、中国からのステンレス鋼輸入量は10万7000トンと3年ぶりの高水準に達した。
ロイター通信は今月初め、インドが鉄鋼消費企業を価格高騰から守るためのCVD導入の呼びかけを拒否する可能性が高いと報じていた。
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